プラスチックダンボール　略して　プラダン

プラダンという言葉を聞いたことありますか？
プラスチックダンボールのことで、その名の通りプラスチックでできたダンボールのような
板状の製品の事です。段プラという場合もあります。
主にポリプロピレン樹脂（PP）を原材料として作られており、紙製の段ボールに似た中空構造となっています。そのため、プラスチックの耐久性、耐水性がありつつ、軽くて加工も
しやすいのが特徴と言えます。

　

 

 

 

 

 

ホームセンターでも取り扱っていて、さまざまな色、サイズがあり、用途に応じた購入が
可能です。

プラダンの使用例①

そんなプラダンですが、いったい何に使われるのでしょうか？
一番多いのは梱包箱の材料としてではないかと思います。
工場間で使用する通箱は何度も繰り返し使用します。耐久性、耐水性に優れた
プラダン製の梱包箱は、通箱としてピッタリです。

通常のプラスチック製の箱よりも軽いため、取り扱いが非常に楽です。
ダンボールよりも丈夫ですし、水濡れにも強く、長く使えます。
また、紙粉が出ないため製品への混入がなく、品質面でも安心です。

 

 

 

 

 

 

プラダンの使用例②

プラスチックの丈夫さを持ちながら、加工しやすいのもプラダンの特徴です。
カッターナイフでカットできるため、必要に応じて簡単に加工ができます。
山三では掲示板代わりに使ったり製造ラインで使用する部品を入れる箱を作ったりして活用しています。

　

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

部品箱が大きすぎるとライン上で作業の邪魔になってしまいます。
逆に部品箱が小さいと、部品がはみ出して傷ついたり、落下してしまいます。
そんな時に、任意のサイズに加工できるプラダン製の部品箱を重宝しています。

プラダンの使用例③（家庭）

ご家庭での使用例としては、小物整理で引き出しの中を区切ったり、小物入れを作ったり、
収納の一工夫として使うのが一般的ではないでしょうか。
その他にも、窓に貼って断熱効果を高めたり、室内の目隠しとして使用したりと、工夫次第で
さまざまな使い方ができます。
最近では100円ショップでも売られており、気軽に購入できます。色も豊富でカラフルです。
ちなみに我が家では、プラダンでミニカーを走らせるコースを作りました。
全長5メートル、高低差1メートルのコースに、息子は大興奮。
ルイージのミニカーが何度も何度も室内を爆走するのでした。

 

 

 

 

みなさんも生活の中にプラダンを取り入れてみてはいかがでしょうか。