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株式会社 山三 外観写真株式会社 山三 外観写真

プラスチック製品の成型方法【株式会社 山三】

プラスチック製品を作るには?

「ドロドロに溶かして、金型にびゅっと詰めて、冷えて固まったら出すだけです」

ある成形会社の社長は、自嘲しながら、プラスチック製品の作り方について

そう教えてくれました。

たしかに、プラスチック製品が形になって出てくる射出成形の工程だけを見れば、

そうなのかもしれません。

 

しかし、射出成形自体もそんなに簡単なものではありませんし、射出成形以外にも、

もっとたくさんの工程を経て、プラスチック製品はでき上がります。

 

プラスチック製品って、どうやって作られて、どのくらいの費用がかかるの?

自分だけのオーダーメイド商品を作りたいけど、どうすればいいの?

自社オリジナルでこんな商品を作りたいけど、どこに頼めばいいの?

などなど、プラスチック製品を作ってみたいけどどうすればいいか分からない人 は

多いと思います。

 

プラスチック製品の作成工程

では、実際にどんな工程があり、どのように進めていくのか、見てみましょう。

今回は、金型を作って、ある程度まとまった数の製品を作る前提で話をしていきます。

自分だけのオーダーメイド商品を作るような少量生産については、また別途紹介できれば

と思います。

 

1.設計・デザイン

のようなものを作るのか、イメージを形にしていきます    

見た目(外観)、機能性、造りやすさ、それぞれを考慮して、

最適な 製品の仕様を決めながら、外観のデザインを固めていきます。

デザインが決まれば、専用のソフトを使って図面を作成します。

 

2.サンプル品製作

イメージがハッキリしてきたら、サイズを決めてサンプル品を作ります。

金型を作る前に、サンプル品(試作品)を作ることはとても大事です。

図面上では分からない質感、サイズ感など実際に手に取って確認できます。

また、思わぬ問題点や利点が見つかる場合があります。

サンプル品の作製には専用の機械を使うのが一般的です。

 

・1~2個の少数の場合は自動切削装置を使い、樹脂のブロックを削り出す方法

・10個以内の場合は3Dプリンター

・5~20個の場合は真空下でシリコン注型を使う方法 数量やデザイン、材質を考慮し、

最適の方法で作成することが大切です。

 

3.金型作製

サンプル品を基に、金型を作製します 。

まずは製品の形状をもとに金型の構造を決め、設計図を作成します。

 

その後専用の ソフトを使って3Dモデルを作成し、金型を作るのに必要な加工データを作成します。

データが揃えば、いよいよ実際に加工して金型を作っていきます。

前加工→熱処理→研削加工→マシニング加工→放電加工→磨き→組み上げ→トライ

たくさんの工程を経て金型が出来上がります。

 

4.成形

ドロドロに溶かした樹脂を金型に詰めて、冷えて固まったら取り出します 。

いよいよプラスチック製品が形になってできてくる成形工程です。

ペレット状(米粒状)のプラスチック材料を、成形機の加熱シリンダで加熱して 溶かし、

水あめ状にします。

 

溶かした材料を、製品の形に彫りこまれた金型に流し込み、圧力をかけたまま、

材料が 冷えて固まるのを待ちます。

冷えて固まったら、金型を開いて製品を取り出します。

材料を何℃まで加熱して溶かすのか、どのくらいの圧力で流し込むのか、

どのくらいの ペースで流し込むのか、作業自体は機械が行いますが、

その細かな設定を決めて最適な 製品を作る技術は、まさに職人技です。

 

5.組立

必要に応じて部品どうしを組み合わせ、組み立てていきます 。

複数の部品を組み合わせることが必要な製品は、組立作業を行います。

部品の付け忘れ、付け間違い(別の部品を取り付けてしまう)、

作業中のキズ などのリスクに加えて、作業効率も考慮して組立手順を決め、手順書を作成します。

手順書に沿って組み立てを行い、完成品は検査をして梱包します。

 

6.保管、発送

必要なタイミングに、必要な量を、指定の場所に、発送します。

できた完成品は倉庫にて保管し、客先の指示に従い出荷します。

個人宅への小口配送から物流センターへの納品、お客様の会社への納品など、

様々なパターンがあります。

 

製造のアウトソーシング

ここまでプラスチック製品ができるまでの流れを、簡単に紹介してきました。

意外とたくさんの工程があるのだと、驚いたのではないでしょうか?

各工程にはそれぞれのプロがいるため、 それぞれの分野のプロとやり取りしながら、

製品を形にしていく必要があります。

設計会社・金型製作会社・成形会社・組立会社・運送会社 など…

そのため自社で全て行えない場合や期限内に製造が難しい場合は

アウトソーシングをおすすめします。

 

まとめ

今回紹介したプラスチック製品とは製造に工数がかかってしまう製品です。

製造してくれればどこでも良いと考えて依頼してしまうと思わぬトラブルが発生しかねません。

そのため製造を依頼する際には初めから1社だけに問い合わせるのではなく、

複数社の条件を見て比較する必要があります。

その際には製品に対する知識や技術を元に比較することをおすすめします。

 

山三はプラスチック製品の製造に関して多くの実績がある会社です。

山三ではお客様の製品のイメージをもとに最適な製造サービスをご提供いたします!

 

山三が選ばれる3つのポイント

①イメージからの製品化

 

なにからお願いすればいいのかわからなくても安心してください。

山三はお客様の頭の中にあるイメージを具現化・製品化することができます。

ご相談からでも大丈夫!まずはお気軽にお問合せください!

 

②ワンストップ対応 製造から運搬までできる!

 

製品の構想設計から始まり、試作を重ね完成までのすべての工程を請け負います。

また、山三は作るだけではありません。

作成した製品を梱包し、自社トラックでお客様の元へ運搬いたします。

配送先は1拠点のみならず、複数拠点への配送も可能です。

 

③サンプル作成まで最短1週間で対応します!

 

迅速な対応ができるのも山三の強みです。

お客様から指定された完成品の納期を元に発注管理や納期管理を行います。

サンプル作成まで最短1週間で対応しますのでお急ぎの場合もお任せください。

____________________________________          株式会社山三 製造事業部/愛知県の製造会社

490-1144 愛知県海部郡大治町西條上新田1-2
TEL:052-462-9909 FAX:052-441-1983

◎愛知県・大阪府の2つに拠点を構える製造会社です。
◎運輸事業も行っているため、製造から輸送までをワンストップで行えます。
◎充実した治工具・機器を保有。万全の管理体制で品質を担保しています!
◎豊富な製造実績があり、これまでに幅広い商材の組み立て・加工業務を請け負っております。
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